こんにちは。
1月から現在にかけて、何度かの寒波が通りすぎ、最低気温が氷点下となる日が続いている奥多摩です。
海沢(うなざわ)三滝でも氷瀑ができており、お隣・檜原(ひのはら)村にある払沢(ほっさわ)ノ滝では、
1月28日に滝全体が凍結する「全面結氷」が確認されています。
滝が凍るほど寒い奥多摩では、奥多摩湖(ダム湖)での結氷も進んでいます。
上の写真は、奥多摩町の最西端・留浦(とずら)地区にあり、奥多摩湖の北岸と南岸を結んでいる「留浦の浮橋」です。
御覧のとおり、写真の白くなっている湖面部分が凍っていることがわかります。
では、浮橋近くの緑色の部分はどうでしょうか。
亀裂の入っている部分があったので、手に取ってみるとこのとおり
遠目には、凍っていないように見える場所も、近づいてみると厚さ約1cmの氷がありました。
奥多摩湖畔では、複雑な縞模様の入った美しい氷も見ることができます。
氷の中に閉じ込められた空気からは、何度も何度も繰り返し訪れた寒波によって何層にも重なった結氷の過程が読み取れます。
氷の厚いところでは8センチ以上の場所もあり、今後の天候によっては、さらに結氷が進むかもしれません。
※結氷の上に乗ることは大変危険です。浮橋や湖畔から眺めるに留めましょう。
留浦の浮橋までのアクセスは、
バスの場合
JR奥多摩駅前より西東京バスで鴨沢方面行で約32分
お車の場合
JR奥多摩駅より国道411号線を奥多摩湖・丹波山村方面へ約30分
事前の情報収集の際は、ぜひ奥多摩ビジターセンターへお立ち寄りください。
以前の記事は「過去のブログ一覧」をご覧ください 。