1月12日(金)、奥多摩で人気の観光スポット「海沢三滝ハイキングコース」を歩いてきました。
今回はメインである滝ではなく、滝までの道のりで見られたものをいくつかご紹介します。
ビジターセンター発9時25分、同着14時40分、全行程5時間15分でした。
午前中は晴れて穏やかでした。
海沢大橋南交差点の先には道路状況の警告表示機が設置されています。
この表示機には気温の表示もあり、0℃と表示されていました。
この後、海沢林道に入りアメリカキャンプ村を過ぎるころから林道の傾斜が増してきます。
海沢園地手前が一番きつい坂道です。
坂がきつくなってきますが、見どころは園地に到着する少し手前の林道歩き。
海沢園地手前の林道では、広葉樹が多い見事な谷あいを抜けていきます。
秋の落葉がまだたくさん林道脇に溜まっていて、「広葉樹が多い」というサインを
送っています。
こういった場所では、冬の間、空間の開けた広葉樹周辺を縫うように群れ飛ぶエナガ
やヤマガラなどの野鳥たちをよく見かけますので、ぜひ探してみましょう。
コース途中には小さなトンネルがあります。海沢隧道(うなざわずいどう)です。
隧道とは、トンネルを意味する日本語で、今はあまり使われない言葉です。
当時はトンネルという言い方がまだ広まっていないころだったのでしょう、トンネル
入口上部にある銘版には海沢隧道(うなざわずいどう)と刻まれています。
このトンネルは昭和30年代に掘られたもので、中面は荒彫りのまま。
掘った当時を彷彿とさせますね。
帰る途中の林道でヒヨドリジョウゴの実を見つけました。
周りの色と一線を画す赤い色は目立ちます。
名前に「ヒヨドリ」とつくことから、この赤い目立つ実を見つけてついばみそうなものですが、
実際には、葉が落ちて隠れることのできないこの時季にも、たくさんの実が残されていました。
海沢三滝ハイキングコース、三滝に着くまでにもいろいろな見どころがあります。皆さんも、そんな見どころを探してみませんか?
この日は、午後からは雲が出て寒くなりました。
午後3時頃にはハイキングを終える日程を組んで出かけましょう!
以前の記事は「過去のブログ一覧」をご覧ください 。