大岳山に登ってきました【平成29年1月10日】

新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

奥多摩ビジターセンターでは、1月10日(火)に新年第一弾となる実踏調査へ行ってきました。

目的地は雪積もる大岳山。

奥多摩の中でも、人気のある山のひとつです。

今回は奥多摩駅から鋸尾根を登り、鋸山を経て大岳山そして御岳山へと巡るルートを歩きました。

 

一昨日である1月8日(日)から翌朝まで降った雪の影響で、奥多摩の山々は真っ白!

…と言いたいところですが、意外と白くありませんでした。

 

 

奥多摩駅周辺では1月9日朝の時点で2cmほどの積雪でしたが、

それもその日のうちにとけてしまったので「これは山にも雪がないかな?」

と、思いきや。

 


 

山の上は、雪の量が違いました。

標高の低い場所や日当たりの良い場所では、地面が見えているところもありましたが、

愛宕山を越えて、鋸尾根を歩きはじめたあたりから、雪がちらほら。

標高800mを越えたあたりからはしっかりと雪が積もっていました。

 

鋸山から大岳山にかけての稜線では、風が強かったのか、雪が飛ばされている所もありましたが、

逆に吹だまりになっているところでは約50cmの雪があり、ヒザあたりまで埋まってしまうほど積もっていました。

 

 

スタッフの持参したバインダーもこの通り…

 

そんな雪の上では、普段は目につかない「あるもの」目立つようになります。

 

それは、動物たちのフィールドサイン(痕跡)です。

特に、雪の上に残った足跡はよく観察できるのですが

今回、1番多く遭遇した動物の足跡はこちら。

 

 

さて、だれの足跡かわかりますか?

 

 

正解は、、、

人間です。

 

雪が降ってから2日しか経っていませんが、

たくさんの方がすでに登っている様子が足跡からわかります。

 

 

この可愛い足跡は…タヌキ?でしょうか。

 

 

人間の足跡と並行して足跡がついていました。

森の中の新雪よりも、登山道のほうが歩きやすいのでしょうね。

誰もいない登山道を動物たちが歩いているところを想像すると、

なんだかワクワクします。

いつか出会いたいものです。

 

足跡の他にも…

 

リスの食痕
リスの食痕
テンと思われる糞
テンと思われる糞

 

動物たちの糞や食べ跡がちらほら確認できました。

真っ白な雪の上では、動物たちの暮らしが意外とよく見えてきます。

 

鋸尾根は登りが急で息が切れます。

歩くのは大変ですが、道すがら、動物たちのフィールドサインを探しながら

進むと、楽しく登ることができます。

 

今回の調査は、晴天にも恵まれ、大岳山の山頂からはパノラマビューを楽しむことができました。

 

 


 

大岳山からは富士山が大きく、くっきりとよく望めました。

いや~、良かったです!

 

 

雪の積もる登山道ですが、日中のぽかぽか陽気のためか、

途中ではこんな出会いもありました。

 

 

本来であれば越冬中のテングチョウのメスです。

雪の上で、ひなたぼっこをしていたようです。

背中は太陽の光を受けてぽかぽかでも、お腹はひんやり冷たいのでは…?

でも、翅をめいっぱい広げて気持ちよさそう!

近づいてみましたが、すぐ逃げて飛んでいきました。

冬の寒さでも、動きは俊敏です。

 

 

御岳山方面へ下る道は、雪が多く凍っている箇所もいくつかありました。

 

 

 

降雪期の奥多摩の山を登る際、軽アイゼンの携帯は必須です。また、このような登山道を歩く場合は

谷側に寄って歩くと雪が崩れて滑落してしまう可能性があるので、山側に沿って歩くようにしましょう。

日没も早いためヘッドランプも必ず携帯してください。

 

奥多摩ビジターセンターでは、この調査が今年の登り初めでした。

みなさんは今年、どの山に登りますか?

または、もうすでに登られましたか?

 

今年は西暦2017年の酉年です。

標高が同じく2017mの雲取山にとっては記念すべき年です。

また、奥多摩には酉谷山、鷹ノ巣山などの「酉(鳥)」のつく名前の山もあります。

そういえば、雲取山にも「とり」が隠れていますね。

 

ぜひ、奥多摩の山に登る際には、奥多摩ビジターセンタへお立ち寄りください。

 

\本年もどうぞよろしくお願いいたします。/  

大岳山山頂で雪うさぎ
大岳山山頂で雪うさぎ