2016年

12月

01日

冬の到来を告げる虫【平成28年12月1日】

紅葉の葉っぱもすっかり落ちて、鳥たちも静かになり、

落ち着いた雰囲気になってきた奥多摩に、ひっそりと冬の使者が現れました。

 

それがコチラ、

冬に成虫が発生する「フユシャク」という蛾のなかまで、

名前を「クロオビフユナミシャク」と言います。

大きさは500円玉くらい。

平地から山地まで広く分布しているのですが、

この蛾が観察できる“旬”はとても短く、

今の時期に約2週間ほどしか見ることができません。

うっかりしていると、見逃してしまいそうです!

 

写真の個体はオスなので、いわゆる「蛾」の姿をしています。

これに対して、メスは翅が縮んでおり飛ぶことができません。

メスは、地面や樹皮の上を歩いて移動するのですが、

今回は観察できませんでした。

いつかメスの姿も見てみたいものです。

 

このように、冬には冬の生きものを観察することができます。

 「冬だからこそ!」に出会える奥多摩で皆さんのご来館をおまちしています。

 

 

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